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「写真見て涙...」祖父語る無念 日本人親子 ベリーズで殺傷

2/11(月) 18:36配信

Fuji News Network

フジテレビ

カリブ海に面した、風光明媚(めいび)な中米の国・ベリーズで、日本人の親子が強盗に銃で襲われ、死傷した事件。
重体となっている父親は、日本食レストランを営み、現地メディアにも出演していた。

なぜ、2人が狙われたのか。

FNNの取材に無念の思いを明かしたのは、突然の事件で孫を亡くした高齢の夫婦。

孫を亡くした矢内孝一さん(81)は「どんな(孫)って、かわいいには変わりない。写真眺めて涙流している」、「最後は、新白河駅で別れたのが最後だな」、「困っちゃったな...」などと語った。

事件が起きたのは、日本からアメリカを経由し、飛行機でおよそ18時間。
メキシコとグアテマラに接する中米の国・ベリーズ。

面積は四国の1.2倍ほど。
“カリブ海の宝石”とも呼ばれる海には、世界中のダイバーが集まり、内陸部のジャングルには、マヤ文明の遺跡が20以上も点在しており、観光業を主要産業としている。

このベリーズ最大の都市・ベリーズシティーで、7日、飲食店経営の矢内孝之さん(53)と息子のマサキさん(19)が、2人組の強盗に銃で撃たれる事件が発生した。

マサキさんは死亡、父・孝之さんは意識不明の重体。

地元でも比較的安全な地域にあるといわれている矢内さんの自宅。
矢内さんは、自宅に戻ってきて、車から荷物を下ろしている時に2人組に襲われたという。

現地警察は、「犯人の1人は小型の銃で武装しており、父・孝之さんともみ合いになり、息子が助けようとしたところ、犯人が彼らに発砲し、致命傷を負わせた」と話した。

現地の警察は、犯人が矢内さんらを待ち伏せしたうえで犯行に及んだとみて、行方を追っている。

ベリーズに在留する日本人は、わずか45人。
なぜ、矢内さん親子が狙われたのか。

父・孝之さんは15年ほど前、ベリーズに移住し、現地で日本食レストランを経営。
出演した地元テレビ局の番組で、すしを作る姿を披露していた。

亡くなった息子のマサキさんは、現地の大学に通い、デザインや建築に興味を持っていたという。

マサキさんの友人は、「彼はよい友人で、兄弟のようでした。わたしたちは一緒にキャンプ旅行をたくさんし、多くを一緒に学びました」と話した。

事件で孫を失い、意識不明の息子を心配する孝一さんは、「なんか『オリンピックには帰る』と言っていた。この前、電話かけたときは。(ベリーズに)行って成功したけど、だから狙われたのかな。強盗だなんて...」と話した。

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