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“カビだらけ”食材に保護者怒り 「食の安全」強化のはずが... 中国

3/14(木) 18:17配信

Fuji News Network

フジテレビ

学校の食堂で使われていたのは、カビだらけの食材。
中国で、保護者が猛抗議する騒ぎになっている。

女性は、「今必要なのは謝罪だ!! わたしたちの子どもは5年、6年もこんなものを食べていたんだ」と話した。

中国・四川省成都にある中学校で、抗議する保護者たち。

保護者は、「わたしの娘は、この前学校で吐いたの。うちの母が連れて帰った、何度も吐いたの」と話した。

問題となっているのは、学校の食堂で使われた食材の肉。
カビが生えたり、腐ったりしているという。

問題となった中学校の生徒は、「おかゆの中にたくさん腐った肉が入っていた」、「ゾンビ肉だよ、食べたい?」などと話した。

騒動のきっかけは、3月12日、中学校の食堂で、保護者がカビだらけのハンバーグや腐った食材を発見したこと。

以前から、腹痛や体調不良を訴える生徒が続出していた。

映像がネット上に投稿されると、一気に拡散。
保護者たちが、中学校に詰めかけ、抗議する騒ぎとなった。

多くの保護者が集まり、周辺の交通がまひするなどしたため、警察が出動。
催涙スプレーなどを使って鎮圧に乗り出し、保護者12人が一時連行された。

女性は、「われわれ保護者は、外の道で警察に連行されました。一部の保護者は殴られもした、いったいどういうことですか!?」と話した。

抗議活動の映像もネットに掲載されたが、当局によって、すぐに削除された。
その削除には、どんな意味が込められているのか。

専門家は、日本の国会にあたる全人代で5日、李克強首相が行った演説の中にヒントがあると指摘する。

李克強首相は3月5日、「食品・医薬品の安全監督管理を強化した」と述べていた。

笹川平和財団・小原凡司上席研究員は、「中国では、社会問題化しそうな問題はすぐに削除される。(全人代の)期間中に、食品の安全に関わる問題がクローズアップされることは、政府の権威を失墜させることになりかねない。そうすると、特に全人代だとか、あるいは党の大きな会議の期間中は、より敏感にこういった情報が削除される傾向にある」と話した。

地元当局は、食堂の運営に関わっていた8人から、くわしい経緯を調べている。

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