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定食288円“激安食堂” 子どもは無料に

2/26(月) 14:20配信

日テレNEWS24

Nippon News Network(NNN)

私たちの生き方・暮らし方に関する話題を紹介する「SOCIAL life」。東京・新宿区にある“激安”を売りにした食堂が、3月から新たに“子ども食堂”を始めます。そのお店を訪ねました。

常連が年間300日通うという激安食堂が、子ども支援をスタートします。ナポリタン80円、冷やしトマト9円、そして定食が288円と、驚きの価格で人気の“定食酒場食堂”です。

中をのぞいてみると、所狭しと大にぎわいです。店を切り盛りするのは、ぶっきらぼうさにも人情味があると人気の店主・天野さん。客たちはできることは自分でやる“セルフサービス”が店のスタイルです。

288円という激安定食は、なぜここまで安いのでしょうか。天野さんはこう話します。

「飲食業界ではご法度と言われる原価率ですね。毎日毎日、顔出してつきあって、『大量に買いたいんですけど、もう少しお安くできるものないですかね?僕こういう仕事やっているんですよ』と言うと、みなさん協力してくださる」

安くてもおいしい定食。その味を求めて客足は絶えません。来店客からはこんな声があがっていました。

「300日くらい来るんじゃない」「1回勇気出して入ったら、完全にやられたなみたいな」

“1度入ったらハマってしまう”激安食堂が3月1日からスタートするのが、子ども食堂。何かしらの事情で、1人でご飯を食べる子どもたちに無料で食事を提供します。天野さんはこう語ります。

「養護施設で育っているんで、その当時、腹が減って。腹が減っていたら次に進めないですよ。おなかがとにかくいっぱいになってくれたらいいかな」

養護施設での経験から、子ども食堂への思いが人一倍強い天野さん。店内には、メニューと一緒に天野さんの格言が並びます。“悩むなら食え!!”。天野さんが目指すのは、子どもたちのおなかも心もいっぱいにさせることなのです。


【the SOCIAL lifeより】