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突然死の恐れも…「夏血栓」症状と予防は?

8/6(月) 17:08配信

日テレNEWS24

Nippon News Network(NNN)

今年は猛暑が続いていますが、実は、熱中症だけでなく、「夏血栓」という恐ろしい病気もあるんです。誰にでも起こりうるだけでなく、最悪、突然死の可能性もあるといいます。

今年、夏血栓の患者を診察した医師に、この病気の危険性を聞きました。

「初期症状は熱中症と夏血栓、初期症状はかなり共通しているので、認識を間違えると、命に関わってしまうかもしれません」(池袋大谷クリニック・大谷義夫院長)

夏血栓の初期症状は、めまい、けん怠感、動悸(どうき)、息切れなど、熱中症と似ているといいます。

通常、血液は、赤血球や、血小板などが血管内を流れています。しかし、夏場は、脱水により血液中の水分が減り、流れている赤血球などが詰まりやすくなるそうです。これを夏血栓というんです。

この血栓が脳にできると、脳梗塞。心臓にできると、心筋梗塞といった病気を招く恐れがあります。また、夏血栓は、高血圧や動脈硬化の心配な高齢者だけでなく、若い世代でも、長い時間、同じ姿勢でいると、発症の危険性が高まるそうです。熱中症のような症状だけでなく、手足のマヒや、胸の痛みが出はじめたら、要注意だといいます。

「突然死のリスクがありますから、熱中症にしてはおかしい症状があったら、もう救急搬送」(同院長)

夏血栓で血管が詰まった男性のレントゲン写真があります。一命は取り留めましたが、夏血栓によって太くなった血管の様子が分かります。そのため病院で、血栓を溶かす投薬治療などが必要となります。

では、どうすれば、夏血栓を予防できるのでしょうか?

「(脱水が原因となるのは)熱中症と同じですので、やはり一番は水分補給」「血液をサラサラにするような食事は有効かと思います」(同院長)

日頃から、青魚や、納豆など、血液をサラサラにする食事をとると良いそうです。また、ずっと同じ姿勢でいないために、2~3時間に一度、手足を動かすことが効果的といいます。

今後も続く猛暑。野外イベントや、花火大会など、出かける方も多いと思いますが、こまめに水分補給をして、夏血栓にならないように気をつけましょう。
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