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レーダー照射問題 日韓対立激化の背景は?

1/6(日) 12:54配信

日テレNEWS24

Nippon News Network(NNN)

自衛隊機が韓国軍から射撃用レーダーの照射を受けたとされる問題では、互いに映像を公開するなど日本と韓国が激しく対立している。この背景とは――。

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韓国軍による射撃用レーダーの照射はあったのか?

韓国側が「なかった」と否定する中、防衛省は先月、照射を受けた証拠として韓国の艦艇のアンテナが自衛隊機に向けられている様子をとらえた映像の公開に踏み切った。

しかし、これに韓国側は態度を硬化させる。防衛当局間で協議を行っているのに、一方的に映像を公開したとして強く反発した。

韓国国防省・崔賢洙報道官「日本側の主張に対する客観的な証拠とみがたい」

「自衛隊機は威嚇的な低空飛行をしていて、日本は謝罪すべき」との声明を出したほか、4日には日本側の主張に反論する動画を公開。これに防衛省は「我々の立場と異なる」と再反論するなど泥仕合となっている。

射撃用レーダーをめぐり韓国側は「日本が証拠を出すべき」と主張。しかし、レーダーのデータには軍事機密が含まれるため公開は難しく、決定的な証拠が提示されないまま問題が長期化している。

国民大学日本学研究所・李元徳所長「平常時なら、当局間の意思疎通と対話を通じて、十分に誤解を解いて解決できる問題だと思う」「(日韓共に)政治的な理由、目的をもって過剰反応をしたのではないか」

いわゆる「元徴用工」訴訟で韓国の最高裁が日本企業に賠償を命じる判決を出したことや、日本が資金を拠出した元慰安婦の支援財団が「解散」されたことなどをうけ、日韓当局の関係が悪化し、お互いに不信感が高まっているという。

国民大学日本学研究所・李元徳所長「感情的な問題によって、ますます韓日関係が悪化し、悪化する中で、お互いの国益が毀損され、このような状況が持続するのは非常に残念で不幸」

互いの主張をぶつけ合うばかりの日本と韓国。意思疎通が以前より滞る中、関係改善はますます困難になっている。

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