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ロシア疑惑“共謀”認定せず…今後の展開は

3/25(月) 14:01配信

日テレNEWS24

Nippon News Network(NNN)

アメリカで24日、トランプ政権をめぐるロシア疑惑の捜査報告書の概要が公表された。焦点だった大統領選挙でのトランプ陣営とロシアの共謀については、「証拠は見つからなかった」として認定しなかった。

バー司法長官は24日、ロシア疑惑の捜査報告書の概要を議会に報告し、これ以上、新たな起訴はないと明らかにした。焦点だった、2016年の大統領選挙に影響を与えるためにトランプ陣営とロシアとの間で共謀があったかどうかについては「証拠は見つからなかった」として、認定しなかった。

一方、もう一つの焦点である大統領による司法妨害については結論を出さなかった。捜査報告書では「大統領が罪を犯したとの結論には至っていないが潔白ともしない」と指摘しているという。

ただ、バー司法長官は「証拠が不十分だ」と結論づけた。

トランプ大統領「共謀も司法妨害もなく完全に潔白だ。私を陥れようとする試みは失敗した」

捜査報告書を受け、トランプ大統領は24日、完全勝利との認識を示したが、野党・民主党は、引き続き、疑惑を追及していく構えをみせている。

【これでロシア疑惑は幕引きに?】

今後の見通しについてだが、来年の大統領選を控え、トランプ大統領は無実のお墨付きを得たと全面的にアピールし、再選への追い風として利用していくとみられる。

トランプ大統領は日本時間25日朝、「アメリカは地球上で最高の場所だ」と上機嫌な様子でホワイトハウスに戻った。

一方、納得がいかない民主党は今回概要をまとめたバー司法長官が「捜査への偏見を持っている」「中立的ではない」と厳しく批判している。そのため、民主党としてはなんとか捜査報告書そのものの全面公開につなげ、その中に政権にとって不都合な事実が隠されていないか洗い出したい考え。

さらに、議会としても独自に大統領とロシアとの関係性の調査を進め、世論に訴えながら大統領弾劾に向けた可能性を模索していくものとみられる。

疑惑の幕引きを図るトランプ大統領と民主党の間の政治的攻防は大統領選が近づくにつれ、さらに過熱していくことが予想される。

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