ここから本文です

スズメバチの巣、次々と…早くも活発化なぜ

7/16(火) 19:36配信

日テレNEWS24

Nippon News Network(NNN)

刺されると死に至ることもある、スズメバチ。活動が例年より早く活発になっているそうだ。長雨が続くことしはさらに注意が必要だという。ベテランのスズメバチハンターに密着した。

   ◇

高知県南国市の寺。落ち着いたたたずまいの本堂の軒下にバレーボール大の「キイロスズメバチ」の巣。キイロスズメバチは体長およそ3センチ。小型の部類だが凶暴で、巣に近づくものを群れになって執ように攻撃する習性がある。

駆除に駆けつけたのは乾登貴さん。この道23年のベテランで、年間およそ100個の巣を駆除している。防護服に身を包み、ハチを刺激しないよう巣から少し距離を取った場所にハシゴをかけて巣に近づく。

ハチが出入りする穴に素早く殺虫剤を注入。巣に残っているハチの動きを封じ込めてから網を使って巣を外した。駆除は5分とかからずに完了。巣の中は3層になっていて幼虫とサナギがびっしり詰まってうごめいていた。

そして次の現場へと向かう。

スズメバチの活動は例年、夏の終わりごろから活発になるそうだがことしは6月中旬から1日平均3個ほどを駆除しているそうだ。

次に訪れた住宅では、バスケットボール大にまで成長した巣。さすがの乾さんもたじろいだようだ。

この時、乾さんには6年前の痛みがよみがえっていた。スズメバチの針が分厚いグローブを貫通して皮膚にまで達し、手が腫れ上がってしまったのだ。苦い記憶を振り払って巣に近づく乾さん。巣の真下で殺虫剤を噴射しようと立ち上がったその時だった。

異変を察知したスズメバチが巣を守ろうと暴れ始めた。乾さん目がけて襲いかかるハチ。黒いものを攻撃するという習性を実証するかのように、乾さんのヘルメットに取り付けた小型カメラに群がる。いったん、巣から離れてほとぼりを冷ますことに。

それでもハチの怒りは一向に収まる気配がなかった。ここで手にしたのはスプレー缶の殺虫剤。6層からなるこの巣は、この時期では最大クラスの大きさだった。

乾さん「秋になれば手で抱えきれなくなる可能性があった。おととしより去年、去年より今年と温暖化というわけではないだろうが、巣作りし始める時期が早まっていると感じる」

乾さんによると、長雨が続く今年は住宅の軒下にスズメバチが巣を作るケースが多いということで、巣を見つけても絶対に近づかないようにと呼び掛けている。

最終更新:7/16(火) 20:09
日本テレビ系(NNN)

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事