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自身も4度失敗…日本の起業を増やすには?

8/6(火) 15:43配信

日テレNEWS24

Nippon News Network(NNN)

世の中で議論を呼んでいる話題についてゲストに意見を聞く「opinions」。今回の話題は「日本の起業、増やすには」。マッチングアプリ「Taimee」を運営する小川嶺氏に聞いた。

ある一般財団法人がベンチャー企業に行った調査によると、日本で起業が少ない理由として一番多かったのが「失敗に対する自分自身の危惧(30.1%)」、2位が「学校教育(18.5%)」、3位は「世間の風潮(16.2%)」だった。また、起業を増やすのに必要なこととして一番多かったのが、「意識・風土・風潮(22.3%)」次いで「再チャレンジ/セーフティネット(18.8%)」「教育(17%)」となっている。


――まずはフリップをお願いします。

『Why you?』と書きました。まずデータに「失敗をおそれている」というのがあったと思いますが、実は自分も5つぐらい事業をつくってきていまして、4つ失敗してきているんです。最初のほうは失敗をおそれていたんですけど、4回失敗するともう失敗をおそれなくなってくるところがあって、何で失敗をおそれてたんだろうと思った時に、「やっぱりお金がかかるから」「周囲にバカにされる」とかいろいろあると思うんですが、結局は『Why you?』の部分だなと思っていて、なぜあなたは起業するのかが『Why you?』に込められています。

自分は元々ファッションの会社をやっていました。オシャレじゃなかったので、簡単にオシャレになれるのが欲しいと思ってつくり始めていて、最終的にピボットして、オシャレな女性向けのサービスを作り始めたんですね。それで会社をつくって6人のメンバーでやっていたんですけど、オシャレな女性が代表としてやったほうがうまくいくなと思って、自分がやる意味、『Why you?』の部分がよくわかんなくなってしまって、結果的に情熱を注げなくなってしまってやめてしまった部分がありまして――


――自分が変わりたいと思って始めたのに、ブレてきてしまったわけですね。それがひとつの失敗で、失敗すると負債などを抱えてしまうんじゃないかというイメージがあったけれど、そうじゃなかった?

そうですね。『Why you?』の部分がしっかりしていると、今の「Taimee」というサービスは、本当にお金がなくて、日雇い――セブンイレブンやヤマト運輸でいろいろやってきたんですが、もっと気軽に働けて、もっと簡単にお金がもらえるサービスが欲しいなと思ってつくったサービスで、そう思ってると、お金もうけよりも、これをまず絶対に自分のためにつくる、自分が欲しいとなったら、横の人も欲しいんじゃないかとか、情熱が人を本気にさせるところがあって、そういうのがあるから起業って楽しいと思うし、失敗をおそれなくなると思いますね。


――自分の周りで世の中にないもの「気づき」を形にしたいというものが起業ということですよね。

そうですね。世の中にないものをつくり出すというのが起業かなと思っていて、別に起業が正しいワケじゃ正直ないと思っています。自分が変えたいというパッションがなかったら起業する意味は多分ないと思っていて、会社つくって従業員を雇うということは簡単につぶせない、やめられないということで覚悟をちゃんと持たないといけないので、そういう意味でしっかりやるのが起業だとは思っています。


――同じような情熱を注いでいる若者たちに伝えたいことってどんなことでしょう。

自分はまだまだ成功していないので、伝えられることはあれなんですけど(笑)、『Why you?』の部分がしっかりしていて、やり続けることが本当に世の中のためになると思うので、自分の信じている道を進み続ければいいと思います。


■小川嶺氏プロフィル
マッチングアプリ「Taimee」を運営。働く側は応募も面接もなく、1時間から働くことができ、稼いだお金をその日にもらえる。また、事業者側は人手不足の悩みが軽減できる。2018年8月にサービスを開始し、都内の学生を中心に10万人以上が登録している。小川氏は高校時代に起業に興味を持ち、大学1年で起業家育成団体を創設。アパレル系のマッチングアプリの立ち上げなどを行ってきた。“時間”と“テクノロジー”を軸に、働き方の多様化の促進と人手不足の解決を目指している。


【the SOCIAL opinionsより】

最終更新:8/6(火) 16:29
日本テレビ系(NNN)

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