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訪日旅行 日本固有の体験型コンテンツ人気

2019/12/23(月) 15:22配信

日テレNEWS24

Nippon News Network(NNN)

世の中で議論を呼んでいる話題について、ゲストに意見をうかがう「opinions」。今回のテーマは「訪日旅行で体験したコンテンツは?」。ジャパントラディショナルカルチャーラボ代表の神森真理子さんに話を聞いた。

観光庁が訪日外国人の体験消費の調査結果を公表しました。

訪日旅行で体験したコンテンツを聞いたところ

1位 神社仏閣観光(47%)
2位 城の観光(43%)
3位 伝統文化体験(33%)
4位 ガイドツアー(29%)
4位 温泉(29%)

となりました。総じて日本固有の体験型コンテンツの体験割合が高くなっています。

ネット上の意見です。

「東京五輪で訪日する外国人増えるだろうな」
「いいコンテンツあれば外国人を取り込めるか」
「外国人が面白がるのを見て気づく日本もある」

などの声がありました。


――この話題について神森さんのご意見をうかがいます。まずはフリップをお願いします。

「本物志向 多様性」と書きました。

訪日外国人のお客様からのニーズとして、物や商品を購入する目的の“モノ消費”から、さまざまな体験を味わってサービスを楽しむ“コト消費”へと変化しています。リピーターも増える中で、日本でしか味わえない特別な体験を求める訪日外国人のお客様が大変増えている状況です。

体験と一言でいっても、「和食や日本酒を味わいたい」とか「着物を着てみたい」、「茶会体験をしてみたい」というような、いわゆる万人向けのソフトな内容から、さらに一歩踏み込んだより深い日本文化の体験、本質的な体験、つまり日本の精神や文化、所作などを学びたいといったリクエストも増えています。


――具体的なニーズってどういったものがあるんですか。

例えば、アートに興味がある方ですと、「職人さんの工房を訪ねて、漆芸の蒔絵(まきえ)を実際に学んでみたい」とか、「北斎の作品を美術館ではなく、プライベートで間近で見たいです」というニーズがあります。また、日本の精神文化に興味がある方ですと「地方の禅寺で座禅体験をしてみたい」、「居合体験とか侍の精神文化も触れたい」とか「能楽を体験してみたい」などがあります。あとは、「日本酒の蔵見学をして、酒つくりを体験してみたい」ですとか、日本人でもあまり体験したことがない、日本でしか体験できないより深い特別な体験、人との交流を求めるお客様が大変増えている。


――実際、ニーズにどれぐらい対応できているのでしょうか。

やっぱり訪日外国人の方の対応ということでコミュニケーション、語学も含めて受け入れる体制がまだまだ進んでいないところも多いです。


――職人さんとかってなかなか難しいですよね。

そうですね。なので、そこが今後の課題でありつつもチャレンジできる、可能性がある部分と思っています。


――そういったところで、例えば神森さんやそういった方が間に入って何か支援をしているということでしょうか。

より魅力を近くで感じていただけるようなサポートをしております。


――さらに、これまでにないような日本の魅力を発信できていきそうですね。

今後もますます楽しみな分野だと思っています。


■神森真理子さんプロフィル
ジャパントラディショナルカルチャーラボ代表。日本文化の裾野を広げるための企画・コンサルティング事業、国内外の富裕層向けの日本文化企画、国際会議やビジネスイベントなどで来日した外国人向けの文化プログラムの提供、文化芸術による地域活性化のプロジェクトなど日本文化関連のさまざまな事業を展開。日本文化の魅力を広く国内外に発信し、次世代への継承に取り組む。幼少期のベルギー、大学時代のパリでの生活を通じて「日本文化の活性化」という生涯の目標を見いだし、「日本の文化を通じて人々のくらし・心をより豊かに」をミッションに事業を展開している。

【the SOCIAL opinionsより】

最終更新:2019/12/23(月) 16:05
日本テレビ系(NNN)

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