ここから本文です

カレーにポテチも…“塩なし”続々開発ウラ

3/2(月) 19:11配信

日テレNEWS24

Nippon News Network(NNN)

いま、“塩なし”の食品が続々と開発され、コンビニやスーパーに並び始めている。その流れは、カレーや、あのお菓子にまで!塩を使わない、その味は?“塩なし”ブームの背景は?

◆『ナチュラルローソン』に一切塩を入れないカレー

2日に、ある新商品が発表された。

ローソン 竹増貞信社長「食塩を使わないカレーなんていうのは、町にもなかなかないと思います。コンビニの常識を超えるカレーだと思っています」

3日から『ナチュラルローソン』で販売されるのは、一切、塩を入れていないカレー。栄養価が高いといわれるレンズ豆のカレーと、チキンカレーの2種類を一皿で楽しめる。

この“塩なしカレー”の試作開発の現場、三重・松阪市の『ヤマモリ 松阪工場』では─

ヤマモリ営業本部 山内裕貴マネージャー「こちらがルーを製造している工場になります」

鍋に入れられているのは、すりつぶしたトマトや炒めたタマネギ。そして9種類の香辛料が加えられ、煮込まれていく。

ヤマモリ営業本部 山内裕貴マネージャー「普通のカレーと使うものは一緒なんですけど、通常のカレーよりも(野菜・香辛料を)かなり多くの量を使うことによって、うまみや酸味、甘味といったものでおいしく食べられるように仕上げている」

◆ミシュラン“一つ星”シェフも…

家庭などで使われるカレールーには、塩が含まれている。塩分をとりすぎないために、塩を使わないカレーをつくる課題にローソンと共に取り組んだのは、本場フランスのミシュランガイドで10年連続“一つ星”を獲得した、東京・渋谷区にあるフランス料理『KEISUKE MATSUSHIMA』の松嶋啓介シェフ。

松嶋啓介オーナーシェフ「スパイスの力というのは薬膳のような力がある中で、体に良いモノを食べ続ける」

松嶋シェフは、塩を入れなくても、スパイスを使ってカレーの味を楽しめるものを目指した。

完成まで1年半を掛けて実現した“塩なしカレー”の味は?

岩永岳大記者「最初は味をあまり感じられないんですが、かんでいくうちにトマトの酸味、タマネギの甘さ、そしてスパイスが口いっぱいに広がって、満足感があります」

◆ポテトチップスも“塩なし”!?

こうした“塩なし”食品の流れは、あのお菓子にも!『湖池屋』が先月発売したのは、食塩を使わず、じゃがいも本来のおいしさを生かしたポテトチップスだ。

湖池屋マーケティング部 野間和香奈次長「『塩味をなるべく控えたいんです』という方はもちろん、じゃがいも自体を好きな方にも、しっかり楽しんでいただきたい」

今、こうした塩なし食品のように「減塩」や「塩分ゼロ」の食品が増えてきている。その背景には、食品表示法の改正がある。

例えば、これまでポテトチップスのパッケージには、食塩ではなく「ナトリウム」と表記され、実際の食塩の量は計算しないとわからなかった。しかし、法律の改正で、食塩の量がひと目でわかるようになった。

健康のため、塩分を控えている消費者にとって大きなセールスポイントになるとあって、減塩や塩分ゼロを売り出す動きが広がっているという。

最終更新:3/2(月) 19:44
日本テレビ系(NNN)

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事