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新型コロナに“勝つ丼”飲食・観光業界で新サービスも

3/17(火) 18:51配信

日テレNEWS24

Nippon News Network(NNN)

お客さんや売り上げが減って大きな影響を受けているのが飲食や観光などの業界。ピンチを乗り越えようと、あの手この手のサービスが始まっている。新型コロナウイルスに負けない、そのサービスとは。

    ◇

神奈川の一大観光地、古都・鎌倉。この地で営業する飲食店が始めたユニークな試み。それが、マヨネーズでコロナにカツと書かれた特製のカツ丼。これを子供限定で無料でいただけるという。

鎌倉えびす亭・福澤壮介代表「鎌倉の現状観光地がお客さんが来なくて閑古鳥の状態。“コロナに勝つ丼”という企画を立ち上げた」


その仕組みは――

鎌倉えびす亭・福澤代表「1000円の方を頂戴しますとこちらのカツ丼無料券、こちらを店頭の方に張らせていただきます」

客は1000円を寄付するごとに1杯600円相当のカツ丼の無料券2枚を店頭のボードに張る。そして、高校生以下の子どもがこの券を店内に持ち込めばカツ丼1杯を無料で食べることができる。先週13日から開始し、すでに40人近くの子供が利用しているという。

新型ウイルスの影響で大ダメージを受けている飲食業界。そんな中でも「攻めてる」と話題となっている店がある。東京・池袋にあるウナギの串焼きが自慢の居酒屋。16日夜に訪れると「コロナの飲み放題」を注文する客が。実はこれ…

いづも池袋 大将・尾村猛さん「567円で1時間飲み放題、語呂合わせで567円でコロナ」

今月4日から始めたという1時間の飲み放題メニュー。「コロナ」の語呂に合わせた567円で生ビールや酎ハイなどおよそ20種類のお酒を飲み放題にした。

お客さん「逆転の発想ってやつですよね。いい感じだと思います」

この店では、先月、普段の5割ほどまで売り上げが落ちた日もあったというが、飲み放題を始めた今月から、客足が戻ったという。

いづも池袋 大将・尾村さん「会社全体でも売り上げが下がっているので、コロナなんかに負けてられないって話し合いで生まれました」

コロナに負けられないのは、バス業界も。17日に栃木市の会社を訪れると、観光バスに「除菌バス」と表記されていた。

株式会社シーエムエス・松本雅丈代表取締役「空間の除菌を行うという専用の装置になっています」

設置されていたのは、インフルエンザウイルスなどに対し、除菌効果があるという「次亜塩素酸」を噴出する装置(※次亜塩素酸が新型コロナウイルスに対し除菌効果があるかは未確認)。

このバス会社では、今月、観光バスなど予約がおよそ9割もキャンセルに。客に安心して乗ってもらいたいと、4年前、インフルエンザ対策のため、すでに5台のバスに導入していたこの除菌装置を今回25台にまで増やす予定だという。

一方、学生たちの力になりたいと支援に乗り出したホテルが。ホテルのフロントで受け付けをする高校生たち。部屋にチェックインかと思いきや、向かった先はホテルの宴会場。テーブルにつくなり始めたのは勉強だ。実はこのホテルでは宴会場を無料の自習室として開放している。

高校生1年生「家だと集中できない。ここに来て勉強しています」

使い方は、フロントで名前を書き、検温を受けるだけ(宴会場の開放時間:午前9時~午後7時)。宴会場は常に換気され、また、広さも十分なため間隔を空けて勉強することができる。お弁当などの飲食物の持ち込みも自由だ。

開放のきっかけは、通常、この時期に行われる送別会などの宴会が新型ウイルスの影響で軒並みキャンセルになったことだという。

湯沢ロイヤルホテル・京野健幸さん「もちろん経営的に厳しいところがあるんですけれども、利用していただけないのがさみしいというところがあったので、何かしらのカタチで使っていただく機会を提供できれば」

そして、16日に農林水産省が開設したホームページでは、全国の学校の一斉休校で行き場を失った給食の食材を購入することができる。フードロスや給食事業者の負担を少しでも減らそうと考案されたもので、農水省は、新たな販路として広めたいとしている。

最終更新:3/17(火) 18:51
日本テレビ系(NNN)

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